数え15歳の男の子を祝う「ジュウグユーエー」 うるま市伊計島の伝統行事
うるま市の伊計島で元日に行われる「ジュウグユーエー」は、数え15歳の男子のお祝いで、今年は島に所縁のある4人が祝福を受けました。 【写真を見る】数え15歳の男の子を祝う「ジュウグユーエー」 うるま市伊計島の伝統行事 地域の人が見守る中、始めに集落の神様に自己紹介をする「ナーヂチ」に臨みます。 ▼玉城琉翔さん「私の夢は漁師になることです」 ▼玉城悠人さん「私の夢は料理人になることです」 ▼上田清桜さん「私の夢はいい車に乗って、過ごすことです」 つづいて祭祀を司るノロの屋敷「ヌンドゥンチ」に移動し、演舞を奉納しました。 ▼仲嶺颯悟さん「空手を踊っているところが緊張しました。(お祝いは)うれしいし、これが続いてほしいと思いました」 かつては、この行事を終えた男子は一人前の「大人」として扱われたという「ジュウグユーエー」。子どもの成長を地域で祝福する行事として受け継がれています。
琉球放送