第103回全国高校サッカー選手権が開幕 青森山田がりんご、前橋育英がだるまなど地域の特色アピールしながら入場行進
第103回全国高校サッカー選手権の開会式が28日、東京・国立競技場で行われた。入場行進では前年度優勝の青森山田がりんご、前橋育英(群馬)がだるま、那覇西(沖縄)がエイサー太鼓を手に登場するなど各校が地域の特色をアピール。金沢学院大付(石川)は「がんばろう能登」の横断幕を掲げながら行進した。 選手宣誓は大分鶴崎の志賀杏陸主将(3年)が務め「この選手権大会から将来、日本代表のユニホームに袖を通し、活躍する選手が誕生すると信じています。今日、ここに立ちたかった仲間、地区大会で涙を流した仲間はたくさんいます。私たちはその仲間の思いを受けて、今国立競技場に立っています。今までやってきたことを信じ、終了の笛がなるまで全力でプレーします」などと力強い言葉を発した。 この後の開幕戦では15大会ぶり35度目の出場となる帝京(東京B)と2大会連続11度目の京都橘が対戦する。