タイガースに欲しい!? 阪神のトレード獲得候補(6)“2桁投手”を補強のチャンス…?
昨季は日本一に輝いた阪神タイガースは、今季もリーグ優勝を狙える位置に付けている。しかし、主力選手の不振や故障離脱などのアクシデントも起こっており、シーズン後半に向けて、さらなる補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、阪神のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月19日時点)
與座海人(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:173cm/80kg ・生年月日:1995年9月15日 ・経歴:沖縄尚学高 - 岐阜経済大 ・ドラフト:2017年ドラフト5位 近年は低迷しているものの、稀有なアンダースローの與座海人。阪神タイガースのリリーフ陣に加わると、面白い存在になりそうだ。 2017年ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団。プロ3年目の2020年に一軍デビューを果たすと、2022年には20試合に登坂し、10勝7敗、防御率2.88の好成績をマークした。 しかし、昨季は15試合の登板で2勝6敗、防御率3.69と成績が下降。今季は開幕二軍スタートとなった。 それでも、5月下旬にリリーフ要員で一軍昇格。6月7日の阪神戦では先発予定投手のアクシデントに伴い、急きょ先発マウンドに上がり、4回5安打2失点と及第点の結果を残した。 同戦以降は再び二軍調整が続いているが、現時点では一軍4試合の登板で防御率3.38とまずまずの数字を収めている。 阪神の投手陣は強力だが、リリーフ右腕に目を向けると、漆原大晟がここ最近不調であり、浜地真澄もファームに降格するなど、やや手薄な状況に。 ここに與座が加われば、後半戦に向けてブルペン陣に余裕が生まれそうだ。
ベースボールチャンネル編集部