【理想の唐揚げ】「揚げ物上手」になれるコツを教えます!
今回は、「理想の唐揚げ」の後半戦。油ハネや生焼けが怖くて、揚げ物を敬遠していたメシマズさんでも大丈夫! 失敗しない「揚げ方」のコツをお届けします。 〈画像で見る〉揚げ物も怖くない!「プロ直伝唐揚げの作り方」伝授
「メシマズ」とは?
「作るメシがマズイ」の意。ネットの世界では「味が極端にマズイ」「見た目も味もひどい」など、激しいものを指すことが多いですが、この連載では「料理歴はそこそこあるのに味が微妙・たまに成功するけれど、だいたいおいしくない」といった意味で使用しています。 教えてくれるのは… 小田真規子さん 料理研究家 教わるのは… エディター オギ
ジューシーに仕上げるコツは「揚げる直前に“1つずつ握る”」
オギ いよいよ「揚げ」の工程ですね! 小田先生 前回は、下味をつけた肉に小麦粉をからめて、油を入れたフライパンを火にかけるところまででしたね。では、中火で5分ほど熱している間に、今度は片栗粉をからめていきましょう。
オギ ドバッと入れてしまっていいんですね。 小田先生 全体に粉を行き渡らせるようにサッとからめてから、1つずつ肉を軽く握って……。
小田先生 油に投入していきます。
オギ 握る? 肉を、ですか?? 小田先生 握ってコロッとさせたほうが、ジューシーに揚がるし、食べごたえも出るんです。 オギ 握るなんて、1ミリも考えたことがなかったです! もしやこれは常識ですか? 小田先生 いろんなレシピがありますが、私の唐揚げレシピには「握る」と書いています。 オギ なるほど……。でも肉に厚みが出ると、生焼けになったりしませんか? だってほら、肉の上部がはみ出ちゃってますし。
オギ 揚げ油を1カップしか使わないっていうのも意外です。もっとたっぷり使わないといけないのでは?って思っちゃいます。 小田先生 大丈夫。油の量が少なくても、肉を入れると油面がある程度上がってくるので、熱が行き渡り中までちゃんと火が通りますよ。 監修/小田真規子 イラスト/大窪史乃 取材・文/伊藤彩子 Edited by 西村 美名子 監修/小田真規子 イラスト/大窪史乃 取材・文/伊藤彩子 Edited by 西村 美名子
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