メルセデス・マイバッハ S 580 Night Edition(ISG 搭載モデル)を発表
パワートレインは、4.0LのV型8気筒ツインターボエンジン「M176」に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを採用している。エンジン単体の最高出力は503PS(370kW)、最大トルクは700N・mだが、ISGにより23PS(17kW)と205N・mを短時間発生することが可能。9G-TRONICのトランスミッションと4輪駆動システムの4MATICを組み合わせることで、必要以上にエンジン回転数を上げることなく快適な走行性能を実現している。
マイバッハについて
1900年にゴットリーブ・ダイムラーが他界するとヴィルヘルム・マイバッハは、息子のパウル・ダイムラーに会社を譲り、自らダイムラー社を去った。その後、マイバッハはあの巨大飛行船「ツェペリン」のエンジンを製造するエンジン会社「マイバッハ・モトーレンバウ社」を1909年に設立し、息子のカール・マイバッハを技術主任に置いた。 1921年9月、マイバッハ・モトーレンバウ社のシリーズ生産車第1号となったW 3が発表された瞬間から、1つの伝説が生まれた。4輪ブレーキ(ドイツ車初)や、プラネタリーギアボックスと6気筒エンジンの組み合わせ(1速で全速度域に対応)、豪華なウッドや本革張りの室内など、その設計/デザインは既成概念を打ち破るものだった。このクルマは走る芸術品として大衆を魅了した。 1961年、ダイムラー社がマイバッハ・モトーレンバウ社を買収し、その後2002年になって新時代を開くマイバッハ62を発売した。シリーズ生産車第1号誕生100周年の2021年に、メルセデス・マイバッハは2つの新型モデルを発表した。1つは、Sクラス。数多くのデジタル革新技術と卓越した技巧により、自動車ラグジュアリーの典型モデル。そして、もう1つはSUVのGLS。こちらはSUVセグメントにおける最高水準を示すモデル。
アウトビルトジャパン
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