両親と夫の両親から、入学祝いで「100万円」ずつもらいました。税金を払いたくないのですが、タンスにしまっていればバレませんよね?
入学祝いを節税して活用するには?
親からせっかく200万円もらっても税金を取られるのかと嘆く人もいるかもしれません。しかし、今後の子どもの教育資金として、年間110万円以上受け取る場合や、一括して1000万円などの資金を譲り受けることになった場合は、「贈与税の非課税制度」を活用することをおすすめします。 この制度では、教育資金として祖父母などから教育資金をもらった場合に、1500万円までは贈与税を非課税とすることが可能です。この制度を適用する場合は次の手順を踏みましょう。 ・対象の金融機関で教育資金口座を開設 ・金融機関を通じて「教育資金非課税申告書」を税務署へ提出 ・教育資金の支払いに充てた金銭の領収証を金融機関の営業所に提出して、都度その金額を払い出しする あくまで教育に関する費用にのみ使用できるもので、使用用途が限られていることに注意が必要ですが、節税が可能な制度です。
入学祝いでもらった200万円をタンス預金していても、税務署にばれる可能性が高い! 非課税制度をうまく活用しよう!
高額な入学祝いをタンス預金にしまっていたとしても、ばれる可能性が高いことを解説しました。教育資金を多くもらった人は、非課税制度を活用して節税しながら、頂いたお祝いを有効に活用していきましょう。 出典 国税庁 No.2026 確定申告を間違えたとき 国税庁 祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部