福島「県民健康調査」検討委の星座長が会見(全文2/完・質疑応答)
高齢者のデータについて
ホンジョウ:準会員のホンジョウと申します。福島の事故が起きてから、ちょっと私も正確な統計を持ってるわけじゃないんですけども、かなりの方が福島県外に移住されたり、あるいは仮に住んでいらっしゃるんではないかと理解しておるんですが、そういう方たちに対する、この種の調査っていうのはどういう具合にやって実施されておるんでしょうか。 星:いま、避難生活を余儀なくされている方、あるいは自主的に県内外に避難されている方もこの検査の対象になっています。この方々への調査もしっかりと行えるように、全国に私どもと契約を、私どもといいますか、この実施する主体と契約を結んでくれている医療機関がございまして、そちらで無料で受けられることになっています。 司会:Next question please. Yes. 通訳:特に高齢者のデータについてもし何かあればぜひ教えてください。 星:先ほどお示ししましたスライドの中にあったと思いますけれども、ちょっと待ってくださいね。スライドの23番目だったと思いますが、このような健康診査という形でお年寄り、特に避難を、避難対象地域のお年寄りを含んで、検診の機会にあまり恵まれない方々を中心にですけれども検査を実施してます。 当然、検診の対象にもなっていますので、今まで行われていた普通の検診ですね。この対象になっている方も多いので、この検診の結果をお返しするような機会を捉えて、さまざまな相談会を実施するとか、あるいは検診の内容についての説明をして、生活習慣の改善をしてもらうとか、あるいは不安に対する、なんと言いますか、相談を受けるというような事業を県は実施しています。 そういうことがしっかりとできるように、この検査自体の限界がありますので、そういった個人、個人へのサービスというのはこの検査の枠組みには含まれませんけれども、データを提供することで市町村がそれを活用してお年寄りを含む、多くの人たちへの健康管理といいますか、健康への取り組みに今、一生懸命みんなで取り組んでいるところであります。 司会:Yes. Thanks. (英語)