【広島】森浦大輔、1・8倍の年俸6300万円「思ったよりも評価してもらった」2年ぶり50登板
広島の森浦大輔投手が25日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万円アップの年俸6300万円(金額は推定)でサインした。今季53登板は2年ぶりの大台。4年目で3度目の50登板超えで、1・8倍という大幅昇給を勝ち取った。 9月上旬まで防御率1・40という好成績をキープし、最終的には2・51で終えた。イニング途中からの火消しを含め、勝ちパターンの一角を担って2勝0敗、17ホールド。多様な登板によるブルペン準備の回数の多さも考慮された。「自分が思ったより評価してもらったなと思います」と、控えめに笑みを浮かべた。 6月1日の敵地ソフトバンク戦では、当時で史上19人目だった3者連続3球奪三振の“イマキュレート・イニング”を達成し、交流戦終盤から8月下旬にかけて21試合連続無失点もあった。昨季13登板からの復調の要因は「あんまり分からないですけど、投げていたら去年よりいいなって手応えはありました」という寡黙な左腕。来季に向けて「監督にいけ!と言われたところでしっかり抑えて帰れるように」と、静かに誓った。
報知新聞社