性別騒動の女性ボクサー・ケリフが母国凱旋で国民熱狂「心の底から、皆さんに感謝」サイバーハラスメント問題にはアルジェリア大統領も注視
パリ五輪のボクシング女子66キロ級で金メダルを獲得したイマネ・ケリフが、母国アルジェリアの故郷ティアレットで凱旋パレードを行ない、地元のファンから熱烈な祝福と歓迎を受けた。 【画像】故郷に凱旋したケリフの投稿をチェック! 地元に凱旋したケリフは、自身のSNSで、「誇りと名誉の極みは、国を代表し、国旗を高く掲げることです。その誇りを家族、愛する人、コミュニティーと共有することは、さらに大きな喜びです。ティアレットとビバン・ミスバの街頭で受けた温かい歓迎と、圧倒的な愛と支援の気持ちは、私の心に永遠に残るでしょう。心の底から、皆さんに感謝します。ティアレットに感謝します。アルジェリアに感謝します」と感謝の気持ちを記した。 ケリフはサイバーハラスメント訴訟についても言及。仏紙「Le Parisien」は、「今日は祝いの日です。この問題については適切な時期に対処するつもり。法的問題は適切な場で対処されるべき」とケリフが語ったと報じた。 また、ケリフのコーチによると、テブン大統領も個人的にこの事件を注視していると話したようで、国家元首は「われわれは権利を放棄しないと述べた」と語ったという。サイバーハラスメント訴訟の告訴状にはX(旧ツイッター)のオーナーのイーロン・マスク氏、ハリー・ポッターの著者JK・ローリング氏、前米大統領のドナルド・トランプ氏といった著名人の名も記載されている。 ケリフは首都アルジェで、体操女子の種目別段違い平行棒でアフリカ選手初の金メダルを獲得したカイリア・ネムール、陸上男子800メートルで銅メダルのジャメル・セジャチとともにアブデルマジド・テブン大統領を表敬訪問していた。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「殺害予告を何度も受けた…」女子ボクシング性別騒動に異を唱えた英人気司会者が“恐怖の猛反撃”を告白!それでも「検査結果に矛盾がある」【パリ五輪】
- 性別論争のケリフ、サイバーハラスメントの告訴状提出「Xのイーロン・マスク氏やハリー・ポッター著者の名も」仏通信社報道
- 「どれほどの恐怖だったか…」性別騒動でバッシング→金メダルを獲得した女性ボクサーが本音を激白!「毎晩、私は部屋で泣いていた」【パリ五輪】
- 「私の娘は女性だ!」性別問題で誹謗中傷に晒されたボクサーの父親が“公式文書”を手に切実な訴え!「嘘などついていない」【パリ五輪】
- 「まったく別人の美女だ...」性別問題で揺れる女性ボクサーが披露した“バッチリメイクの大変身”にネット騒然! ふたたび賛否が渦巻く【パリ五輪】