保育園では感染対策を徹底 インフルエンザ感染拡大 学校でも学級閉鎖が増加
先週、流行期入りしたインフルエンザ。今週はさらに患者が増加しました。長野市の保育園では手洗いや室内の換気、消毒などを徹底、感染対策に気を使っています。 手洗いに、うがい。 園児: 「汚い手で食べたらバイ菌入っちゃう」 長野市のころぽっくる保育園です。外遊びの後や昼食、おやつの前、園児たちは「手洗い」「うがい」を欠かしません。先週、県内でもインフルエンザが「流行期入り」しました。 ころっぽっくる保育園 保育士・倉島綾菜さん: 「今は特に大きな病気ははやってないが、発熱などで休んでいる子は多い」 感染が拡大しているインフルエンザ。県によりますと11月18日から25日までの定点1医療機関あたりの患者数は4.09人で、前の週から1.2人増えました。 保健所別では松本市が7.10人、長野市が6.94人、長野が5.17人と特に多くなっていて、学校などでは学級閉鎖も増えているということです。 園児たちも感染対策ー 園児: 「ちゃんと手洗っている」 「ばい菌がいっぱいいるからマスクしている」 保育園側もー 保育士: 「これをキャップ1杯薄めてそれを絞ったもの(雑巾)を使って」 一日2回、次亜塩素酸ナトリウム入りの消毒液で床を拭いたり、何度も換気をしたりするなど対策を徹底しています。 ころっぽっくる保育園 保育士・倉島綾菜さん: 「手洗いを最後までやる。うがいをすぐ終わらず菌を出すことを伝えながら、子どもたちに意識を持ってやってもらいたい」 なお、県はかからない対策はもちろん、咳やくしゃみなど症状がある場合はマスクの着用を心がける・発熱や全身の倦怠感がある場合は登校や出勤を控えるなど「うつさない」対策も呼びかけています。
長野放送
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