子どものいない女性の割合 OECD加盟国で日本が最も高く28.3%
日テレNEWS NNN
OECD(=経済協力開発機構)がまとめた報告書によりますと、1975年生まれで子どものいない女性の割合が日本は28.3%と、加盟国中、最も高いことが分かりました。 OECDは20日、1975年生まれで子どものいない女性の割合が、日本では28.3%と、加盟国中、最も高い割合であるとする報告書をまとめました。日本に次いで高かったのはスペインの23.9%、イタリアの22.5%でした。 一方、割合が最も低かったのはポルトガルで8.9%、次いでアメリカの10.3%。加盟国以外では、中国が4.91%でした。 女性1人が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」は、2022年時点で、加盟国の平均で1.5人となりました。3.3人だった1960年と比べると、半数以下に低下しています。日本の合計特殊出生率は1.26人で、加盟国の平均を下回りました。 報告書では、「仕事と育児の両立を支援する包括的な支援が必要だ」と指摘しています。