今季公式戦で31試合に出場、11G・10A

森保ジャパンに名を連ねた鈴木。（C）Getty Images

　日本サッカー協会は５月24日、北中米ワールドカップのアジア２次予選に臨む日本代表メンバーを発表。26人中20人が欧州組という顔ぶれのなか、デンマークのブレンビーに所属するパリ五輪世代の鈴木唯人も選出された。 【PHOTO】ミャンマー＆シリアと対戦！W杯アジア２次予選に挑む日本代表メンバー26人を一挙紹介！ 　この一報にデンマークメディア『Tipsbladet』は、「ブレンビーのスター選手が代表デビューの可能性」と題した記事で、鈴木の選出を伝えている。 「U18、U20、U21、U23レベルで国際試合に出場しており、近いうちにユイト・スズキもA代表デビューを果たすかもしれない。 　日本は６月６日と６月11日に行なわれるワールドカップ予選のミャンマー戦、シリア戦に、ブレンビーのスター選手を選出。そしてユイト・スズキは数人のビッグスターと共演する。レアル・ソシエダのタケフサ・クボ、ラツィオのダイチ・カマダ、リバプールのワタル・エンドウ、ボルシアMGのコウ・イタクラなどがチームに名を連ねている」 　日本はアジア２次予選でここまで４連勝を飾り、すでに最終予選進出を確定。この状況を踏まえ、同メディアは「代表監督のハジメ・モリヤスも、ユイト・スズキのような選手にチャンスを与えるかもしれない」と予想する。 　また『３POINT.DK』は、「ユイト・スズキはブレンビーで素晴らしい成績を残しており、その報酬の一部がA代表チームへの選出という形で与えられることになった。スズキは普段はU-23代表チームで活躍している。日本は６月にミャンマー、シリアと対戦。スズキが出場時間を獲得できれば、A代表デビューとなる」と報じている。 　鈴木は今季の公式戦で31試合に出場し、11得点・10アシストをマーク。デンマークで際立つパフォーマンスを見せた22歳の若きアタッカーが、森保ジャパンでも期待に応える活躍を見せられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部