昔のオールスターゲームと今年の見どころ【辻発彦のはっちゃんネル】
1986年オールスター、全パの集合写真。後列右から3人目が筆者[写真=BBM]
先日、ファン投票と選手間投票での出場選手が発表され、今号発売日の7月5日には監督選抜が発表されます。今年は7月19日にバンテリンドーム、20日にマツダ広島で行われる「マイナビオールスターゲーム2023」。夢の球宴と称される晴れ舞台に、私は3年目の1986年に初出場を果たしました。 この年、西武からの出場選手は11人。名前を挙げていくと渡辺久信投手、東尾修投手、小野和幸投手、工藤公康投手、伊東勤捕手、清原和博内野手、秋山幸二内野手、石毛宏典内野手、金森永時外野手、田尾安志外野手、そして私。森祗晶監督1年目で黄金時代の扉が開いたばかりのころです。今年のファン投票では阪神が全9部門のトップを独占して“話題”となりましたが、黄金時代の西武も毎年、多くの選手が選ばれていました。私は87年には出場できませんでしたが、88年から7年連続で全パの一員となりました。 昔は今と違って・・・
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週刊ベースボール