Redmi Note 13 Pro+ 5G レビュー - シャオミのミッドレンジ機のパフォーマンスと2億画素カメラを試す
こちらも2億画素で撮影した写真は「Redmi Note 13 Pro+ 5G」で撮影した写真の4分の1を切り出し、その後にJPEG保存を行ったものです。 結果として、4倍ズームでの画質は「それなり」です。2倍ズームは十分高画質です。等倍表示をしなければ4倍ズームも実用的ですが、2倍と差があることは確かです。
撮影後のギャラリーアプリには面白い機能があり、通常の画像補正に加えて、「フィルター」として、「600F」「P100F」「V-250」などのフィルム調のフィルターを搭載しています。カメラのフィルムと思われる名前もあるので、その辺りの雰囲気を狙っているようです。「アートフレーム」機能と組み合わせると、さらにレトロ調の雰囲気のある作品として見栄えのする写真になります。
「消しゴム」機能は、最近はやりの画像内の一部をなるべく自然な形で消去してくれる機能。「オブジェクト」では消したい部分を指でざっくり囲むと、自動でオブジェクトを選択して消去。「人を消す」「食べ物の影を消す」は、自動で写真内を解析して削除してくれます。
■日本向けの機能も万全 搭載するOSはAndroid 14ベースのXiaomi HyperOS。Xiaomiのスマホやタブレット、IoT機器などとの連携を重視したOSで、複数デバイスを持っていると特に威力を発揮します。基本的には最新のAndroid OSなので、単独でも問題なく利用できます。 全体的に完成度が高く、コストパフォーマンスの高い製品です。同社は「Xiaomi」「Redmi」「POCO」と日本でもラインナップを拡充していて、ニーズとコストに応じて選択できるようになっています。 「Redmi Note 13 Pro+」はおサイフケータイにも対応。現時点ではマイナンバーカードのスマホ用電子証明書搭載サービスの対応端末には入っていませんが、既存機種は対応しているため、今後の対応が期待できます。 国内ユーザー向けの機能も取り込んで充実したスペックで、コスパの良さを感じさせる端末に仕上がっています。
小山安博