Redmi Note 13 Pro+ 5G レビュー - シャオミのミッドレンジ機のパフォーマンスと2億画素カメラを試す
シャープネスは強めではっきりとした描写。リアルな描写で、通常のシーンでは写りは良好です。日中の屋外だと強力なHDRとくっきりした色味で見栄えがよく、夜景や屋内描写も安定して破綻はあまりありません。 ただし、上位モデルに比べると細部の描写や色再現などで差はあるようです。スマホカメラとしては悪いわけではないですが、このあたりはハイエンドモデル、特に20万円を超える「Xiaomi 14 Ultra」のようなカメラとは差を感じるところです。 カメラの機能としては、通常の写真/ビデオ/ポートレート/夜景/200MP/ドキュメント/プロ/パノラマ/ショートフィルム/スローモーション/タイムラプス/長時間露光と様々な機能が搭載されています。
200MPは、2億画素のメインカメラのデータをそのまま出力する機能です。ただ、極小のピクセルサイズになるため、画質はかなり低下します。加えて、レンズ自体が2億画素を描写するだけの能力がないため、あまり意味のあるモードだとはいえません。
システム上の都合により、上記の2点の写真は「Redmi Note 13 Pro+ 5G」で撮影した写真の中央部分4分の1を切り出したものとなっています。切り出し後にJPEG保存を行っているため、その時点で圧縮に伴う画質の変化が生じていることにご留意ください。 カメラはメインと超広角、マクロしかないため、望遠はすべてデジタルズームになります。UI上は2倍/4倍のズームはワンタッチで切り替えられるようになっていて、2億画素を生かしたインセンサーズーム技術によるロスレスズームとされています。
ズームの詳細は不明ですが、2倍時は中央切り抜きしつつピクセルビニングをして、4倍時は2億画素から中央切り抜きしているのではないかと想像しています。こう考えるのは、少なくとも4倍ズーム時と2億画素時でおおむね同等の画質になっていたからです。2倍時はそれよりも高画質であることから、ピクセルビニングを使っている考えられます。