モラタ「子供たちは僕がなぜ人々から嫌悪されるのか分からずにいる」「アトレティコで出場機会得られないなら出て行くよ」 | ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、自身に向けられる批判について言及している。 モラタはアトレティコ、とりわけスペイン代表で人々からブーイングを浴びせられている。その理由については、簡単に所属クラブを乗り換える、または決定的なチャンスを外すなどいくつか挙げられているが、選手本人も母国でのプレーに複雑な感情を抱いている様子だ。 スペイン『オンダ・セロ』とのインタビューに応じたスペイン代表主将は、次のように語っている。 「スペインでプレーしない方が人生はもっと簡単になるだろう。この国で外出したときに経験しなければならないことを考えればね。自分にとっては国外に行った方が、すべてはより容易に運ぶんだよ」 「5歳になる(双子の)子供たちは、なぜ自分の父親がこんなにも人々に嫌われているのか、理解できないでいる。きっと、昨夏にアトレティコを去る方が簡単だっただろう。偉大なチームから金銭的にも素晴らしいオファーがあったわけだからね。ただ、それでも僕はアトレティコとともに優勝する意欲があるんだ」 モラタはまた、今夏アトレティコを退団する可能性についても言及。スペイン『デスマルケ』は先日、アトレティコの今夏獲得候補として8人のストライカーを挙げていたが、それを引き合いに出しながら出場機会次第でクラブを去ることも示唆している。 「メディアで報じられるのは、彼ら(クラブ)が話していることのはずだ。アトレティコが8人のストライカーを獲得したいならば、僕はクラブにとって優先すべき人材ではないんだろう。プレーしないのにアトレティコに残ることなんてできないよ」 モラタは今季公式戦で21得点を記録(ラ・リーガ15得点)。シーズン前半戦こそ順調に得点を重ねていったが、後半戦に急激にペースを落としている。 「ときにはセンチメートルの問題だった。これで泣いたり、不満を言うことはない。キリストだって誰からも愛されるわけじゃないんだよ」