アプリを頼って「自分の力」もつけたい、仕事で活躍するアドビツール(しかも無料)
ゴールデンウィークもとっくに終わり、この春に就職した新社会人もようやく新たな環境に慣れたという人も多いだろう。また、2025年卒の新卒採用も解禁されている。学生のみなさんも就職活動などで忙しくなってきているのではないだろうか。 【画像】Adobe Scan、Acrobat、Expressが便利なポイント 新しい環境、状況ではやったことがない仕事や作業が待っているものだ。慣れてきたとはいえ、まだまだたくさんの新しいスキルを身につけなければならない。 この原稿を書いている私、林田ありさはForbes JAPANを運営しているリンクタイズの新入社員だ。しっかり業務をこなすべく、スキルを身につけるべく今日も仕事をがんばっている。 そんな私に是非とも紹介したいという仕事アプリがある、というお話をアドビからいただいた。 アドビといえば、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopといったクリエイティブ系アプリケーションを提供することで知られるが、それだけではない。テレビCMなどでも紹介されていたPDFデータの閲覧、管理ソフトである「Adobe Acrobat」もアドビの製品だ。このAcrobatは業務で使うことがある。私だけではないだろう。 今回、このAdobe AcrobatをはじめオススメだというAdobe ScanとAdobe Expressの紹介、便利な使い方を教えてもらった。これらは社会人だけでなく学生も気軽に使えるクリエイティブで、業務などにも使えるアプリとのことだ。なんだか難しそうだ……と思いアドビに向かったが、実際に触ってみるとそうではないことがわかった。明日から活用できる! 同社の岩本崇さんから直々に教えてもらったこれらのアプリのポイント、便利な使い方をみなさんにも共有したいと思う。 ■スキャンとカメラでの撮影は違うんだ 実は……、3年前に一度だけ私は「Adobe Scan」を利用したことがある。就職活動のエントリーシートで、手書き指定なのにPDF化してオンライン提出をしなければならなかったのだ。その際にツールとして企業側から推奨されたのがこのAdobe Scanだった。 このAdobe Scanはスマホ、タブレット用のアプリだ。デバイスのカメラを使って紙の書類や名刺をデータ化することができる。また、OCR(光学的文字認識)で書類や名刺の文字をデータとして認識してくれる。スマホのカメラアプリで撮影した画像も、Adobe Scanで取り込んだ画像も、データとしては同じように見えるが、文字情報がデータ化されているのでその後、検索などの対象になったり、コピペで抜き出すことができるようになる。その違いは大きい。あとで探し出すときに、検索ですぐ見つけられるのだ。