ドラマのロケ地としても有名!週末におでかけしたい横浜のレトロ建築は?フランク・ロイド・ライトの弟子の名建築も!
横浜市開港記念会館(横浜三塔・ジャック)
1917年、開港50周年を記念して建てられた「横浜市開港記念会館(旧開港記念横浜会館)」。赤煉瓦に白い花崗岩を縞模様に入れた外壁、隅部に配された時計塔(ジャックの塔)や八角ドーム、内部のステンドグラスなど、明治末期~大正時代の建築様式を今に伝える貴重な建築です。 関東大震災によって建物は大きな被害を受けてしまいましたが、1985年に創建時の設計図が発見され、1989年に竣工当時の姿に復元されると同時に国の重要文化財に指定されました。内部は見学が可能で、「ジャックサポーターズ・ガイド」というボランティアスタッフが丁寧に解説をしてくれます。また、毎月15日(原則)には一般公開日が設けられ、普段は見ることのできない講堂や会議室にも入ることができます。 神奈川県横浜市中区本町1-6
神奈川県立歴史博物館
1967年に開館した「神奈川県立歴史博物館」は、馬車道エリアの中心に位置します。特徴的なネオ・バロック様式の建築が目を引く本館は、1904年に横浜正金銀行の本店として建てられたもの。当初の外観をそのまま残していることから1969年には国の重要文化財の指定を受けました。 収蔵する資料は、約66,000点。人々の生活や信仰、政治や経済の変化、外来文化の影響など、さまざまな歴史的視点で紹介しながら、神奈川の先史から現代までの資料を展示しています。館内にはレトロな雰囲気が楽しめる喫茶店やミュージアムショップもあります。 神奈川県横浜市中区南仲通5-60
赤レンガ倉庫
横浜の観光地として象徴的に建つ「赤レンガ倉庫」は、明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設され、2002年に文化・商業施設としてオープンしました。 文化・芸術イベントが1年を通じて開催されるホールや横浜ならではのお土産が並ぶ1号館と、レストランやカフェ、ショップが約50軒入店する2号館からなり、その間にある石畳のイベント広場では、季節に合わせたフードフェスティバルやさまざまなイベントが開催されています。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気のなかで横浜ランドマークタワーや観覧車などみなとみらいの夜景を一望できます。 神奈川県横浜市中区新港1-1