フェルスタッペン、困難を乗り越えての4年連続ワールドチャンピオン達成に各方面から賛辞! 専門メディアは「真のドライバー王座を獲得した年に」【F1】
ライバルたちも続々とチャンピオンを祝福しており、一時は逆転する勢いを見せたノリスは、「マックスはこの結果に値する。シーズンを通して、彼はほとんどミスを犯さず、素晴らしい安定感を見せた。それが彼の強みだ。彼には弱点がない。最速の車を持っている時はレースを支配し、そうでない時でも僕たちのすぐ後ろにつけ、勝利に手が届くところまで迫ってきていた。彼には非の打ち所がない」と賛辞を贈った。 ハミルトンは、「彼は素晴らしい仕事をした。一切ミスを犯さず、毎回期待される結果を残した。彼と彼のチームは、4年連続で最高の仕事を成し遂げた」、ニコ・ヒュルケンベルク(ハース)は「なんて男だ! 彼は常に強く、速さを発揮し続けている。最大の敬意を抱いているし、心からおめでとうと言いたい」、そしてフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は「こういったパフォーマンスを見せる彼からは、常に学べることがある」と、それぞれ語っている。 各国メディアは、この史上最高のドライバーとの呼び声も高いオランダ人の勝利を様々な形で報じているが、『THE RACE』は4度目の世界王座が彼にとって最高のタイトルであるかどうかを考察し、「2022、23年は最強の車を得たことで、ドライバーとしての評価は十分に得ていなかったが、今回は違う。今季直面した幾つかの困難を乗り越えたことは、彼にとって大きな成果になったと言える」と称賛した。 また、「調子を崩したレッドブルを限界まで押し上げた彼の能力は驚異的であり、ブラジルでの勝利はその象徴だった。最速の車で勝つだけでなく、そうでない時でも結果を最大化できるのが真のチャンピオンだ」と指摘し、「実際、これはマックスが初めて真のドライバーズ・ワールドチャンピオンシップを獲得した年だと言えるだろう」とも綴っている。 「RB20」の性能不足があっても、これに上手く対応してみせたフェルスタッペン。ドライバーとしてのさらなる成熟を感じさせたシーズンとなったが、父親ヨスは「レッドブルは現在、最速の車を走らせていない。そうでなければ、マックスは今日のレースにも勝っているだろう。来季、彼らが再び競争力を持つためには、何かが変わる必要がある」と、今季は不和が表面化したレッドブルに対して注文をつけることを忘れていない。 構成●THE DIGEST編集部
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