子どもがリアルに手術を体験できる施設、キッザニア甲子園の病院が刷新
子どもが医師や看護師の仕事を体験できる「病院」パビリオンが5月28日、「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)にてオープン。初日にオープニングセレモニーがおこなわれた。 【写真】開腹手術では胃の全摘出も子どもの手で 子どもの職業体験施設として登場し、2024年で15周年を迎えた「キッザニア甲子園」。今回は、オープン当初から子どもらに人気のあった「病院」パビリオンが一新され、リニューアルオープンとなった。 内装が変わり制服も新しくなった同パビリオンで体験できるのは、開腹手術や胸腔鏡を使う手術のほか、新生児室での赤ちゃんのお世話など。早速体験した女の子は、「ちょっと難しかったけど楽しかったです。ここでいっぱい練習して、将来のためにがんばりたいです」とうれしそうに話してくれた。 今回オフィシャルスポンサーとなった富国生命保険(フコク生命)の米山好映社長はセレモニーで、「フコク生命は、子育てするパパママを応援する『赤ちゃん&キッズクラブ』を運営しており、子どもたちが楽しみながら社会の仕組みを学べるキッザニアと思いが一致する。子どもらに、仕事をする喜びや将来の夢を見つける場を提供したい」と挨拶。 同パビリオンの手術室では医師や助手、麻酔科医などを体験でき、新生児室では新生児の沐浴をおこなう看護師や、救急車に乗って応急処置をおこなう救急救命士の仕事も(約20~30分)。いずれも同施設の通貨で8キッゾのお給料が支給される。