1軍での出番が“激減”…?チームで立場が危うい大物(4)中日でポジション“丸被り”
レギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。今季に向けて各球団が戦力補強を行い、新たな顔ぶれが加わっている。これまでレギュラーの座を確保していた選手も、新戦力の加入によって弾き出される可能性があるのだ。そこで今回は、新戦力の加入により立場が危ぶまれている選手を紹介する。
ダヤン・ビシエド
投打:右投右打 身長/体重:185cm/108kg 生年月日:1989年3月10日 経歴:エスクエラデポルテエスパ高 – ホワイトソックス 昨季はすべてにおいて自己ワーストの成績となったダヤン・ビシエドも、安泰とは言えない状況だ。 2010年にシカゴ・ホワイトソックスでメジャーデビューを果たし、2012年に25本のアーチを描くなど、メジャーの舞台でも長打力を発揮していた。その後、2015年オフに中日ドラゴンズが獲得を発表。 加入初年度は開幕戦から3戦連発という華々しいデビューを飾ると、中日打線の主軸を担う存在に。2018年は135試合に出場し、打率.348をマークして首位打者と最多安打(178本)のタイトルを獲得した。 翌2019年は全143試合に出場し、打率3割を記録したが、2020年以降は徐々に成績が下降線に。昨季は序盤から苦しみ、最終的には打率.244、6本塁打に終わった。 今季から日本人選手扱いとなったが、オフには強打の一塁手として実績十分の中田翔が加入。自身のポジションを守り抜くためにも、さらなる好成績が求められるだろう。
ベースボールチャンネル編集部