いまだ休業中の矢口真里 復活の目はあるか?
昨年5月にモデルの梅田賢三との不倫スキャンダルが報じられ、元夫で俳優の中村昌也と離婚して以来、芸能活動を休止している元「モーニング娘。」の矢口真里。今年1月には、半同棲中と伝えられる梅田が自宅アパートを引き払ったことが一部週刊誌で報じられるなど、いまだに話題を集めているが、世間の逆風もあってか、いまだに復帰の道は険しい。 ■昨年末までの復帰を目指したが失敗 「所属事務所としては何とか年内復帰を目指していたのですが、状況は想像以上に厳しいようですね。昨秋には『モー娘』のプロデューサーであるつんく♂や『モー娘』時代の仲間の辻希美らが矢口にエールを送る発言を公の場でしましたが、“風”を変えるまでには至りませんでした。結果、10月に無期限の芸能活動の休止を正式に発表し、年が明けて今に至ります」とは、スポーツ紙芸能担当デスク。 今年に入ってからも、元「モー娘」の藤本美貴が番組に出演した際、「個人のことじゃないですか。その人が不倫しようが、私が恋愛しようが、世の中に迷惑をかけているわけじゃないのに。わざわざ報告されて、人生が変わってしまうのはどうなんだろう?」と発言。ここに来て芸能界からも同情論がチラホラと見受けられるが、なかなか風向きが変わる気配はない。 ■”不倫は文化”発言で8000万円の負債 芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。 「法に触れるような罪を犯したわけではないですし、叩かれ過ぎという感はあります。同情の余地もありますが、その一方で芸能人はイメージが重要ですからね。CMなどではやはり好感度が物を言いますし、とくに不倫スキャンダルに関しては、厳しいバッシングを受ける傾向にある。過去にも石田純一さんや大鶴義丹さんなど、多くの芸能人が不倫の代償として大きなツケを払いました」 石田純一といえば、2人目の妻で女優の松原千明と結婚していた96年、モデル女性との不倫を報じられて話題に。芸能人も集まるゴルフ大会に参加している際、報道陣から追及を受けた石田が発した「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」という言葉が、“不倫は文化”というフレーズとして広まり、猛バッシングを受けた。 石田は当時、トレンディ俳優としてドラマやCM、情報番組などにも引っ張りだこだったが、この発言を機に番組降板やCM契約の解除が重なり、約8000万円もの負債を背負うほど生活は困窮。最近では、石田の娘でモデルのすみれが、当時小学校で「不倫は文化の子」などとイジメられたことも告白するなど、その影響は自分だけでは留まらない。