新規場面カット8点を披露

　「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となる長編アニメーション映画「ロード・オブ・ザ・リング　ローハンの戦い」の新規場面カット8点が披露された。 　本作は、J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部である、ローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませて描くオリジナルストーリー。実写映画版「ロード・オブ・ザ・リング」3部作より183年前の中つ国を舞台に、「ロード・オブ・ザ・リング」に登場した騎馬民の国ローハンの伝説として語られた戦いや、ファンにはおなじみの「角笛城」や「ヘルム峡谷」の由来も明らかになる。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作、「ホビット」3部作全てを手がけたピーター・ジャクソンが製作総指揮、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の神山健治が監督を務める。 　このほど披露された場面カットは、壮大な物語の幕開けを予感させるものばかり。馬術と剣技に長けた凛々しい姿の王女ヘラ、彼女の父で誇り高きローハンの民を統べる王ヘルム、かつてはヘラと幼少期を過ごした幼なじみだったが敵対関係となって王国の脅威となるウルフ、ウルフの右腕であるターグ将軍ら主要キャラクターたちが描かれている。 　そのほか、「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフのように、ローハンいちの駿馬アシュラを駆って疾走したり大鷲と心を通わせたりするヘラを映したカット、巨大象のムーマクがバリケードを倒壊させる荒々しい姿を正面からとらえた大迫力のカットなども披露されている。 　「ロード・オブ・ザ・リング　ローハンの戦い」は12月27日全国公開（吹き替え・字幕版を同時公開。一部劇場をのぞく）。通常版のほか、ラージフォーマットのドルビーシネマ、4D、IMAXでも上映される。