全国連覇へ青森山田 雪降る母校で最後の練習 「この過酷な環境は他のチームにはない」 全国高校サッカー選手権
RAB青森放送
全国高校サッカー連覇に挑む青森山田は雪が降る母校のグラウンドで最後の調整を行いました。 朝7時前から選手全員で雪かきをして積み上げた雪は身長の倍以上。 地元最後の練習です。 ★青森山田高校サッカー部 小沼蒼珠キャプテン 「今日は最後になるわけだけど最後だからといってやることは変えずに、初戦の31日にむかって少しでも成長できるように、今日の練習を少しでも積み上げられるように全員で声出してやっていこう!」 雪の中、エースの石川大也選手を中心に声をかけ合い、滑るグラウンドでパスの精度にこだわります。 ★青森山田高校サッカー部 小沼蒼珠キャプテン 「この過酷な環境は他のチームにはないものだと思うので」 「マイナスじゃなくてこれをプラスに捉えて短時間・高強度の練習をしています」 全国を制した去年から試合に出ていた選手は少なく、この1年「雑草魂」をテーマに走力や体を張った守備攻守の切り替えの速さを磨いてきました。 ★青森山田高校サッカー部 正木昌宣監督 「まず初戦から難しい相手ですので先を考えずに初戦に向かってしっかりといい準備して、その積み重ねの先に連覇というものが達成できれば最高なことだと思います」 目指すは長崎の国見以来となる全国連覇。 青森山田はあす関東へ出発し、31日山口代表・高川学園との初戦に挑みます。