「40歳までプレーできたのは彼のおかげ」中村憲剛が川崎の“背番号10”大島僚太を大絶賛!「プロの選手にも見てほしい」
「このプレーができる選手はJリーグにいない」
元日本代表の中村憲剛氏が、DAZNで配信された『やべっちスタジアム』最新回に出演。元チームメイトの川崎フロンターレMF大島僚太を絶賛した。 【動画】大島のプレーが生み出した山田新のヘディング弾! 番組内で中村氏は、8月11日に行なわれたJ1第26節・FC東京戦(3-0)の大島のプレーを解説した。 20分の山田新の得点シーン。ダブルボランチの一角を務めた大島が、最終ラインでのパス回しに参加し、相手が前からプレスをかけてきて生まれたスペースに一気に走り込むことで、FC東京の守備陣形を崩したと説明。その直後、指を差して味方に指示を送るなどしたコントロールを含め、大島の一連のプレーがゴールを生み出したとした。 中村氏は「正直、このプレーができる選手はJリーグにいないんじゃないかと。見ていて鳥肌が立ちました。彼ひとりが立ち位置を変えたことで生まれたゴール。相手がしっかりと守備を揃えた状態から、相手を意図的に動かして決定的なシーンを作る。川崎のほかの選手がそれぞれストロングを出せているのも彼がいてこそ」と称えた。 続けて、大島と川崎でともにプレーした自身の現役時代にも触れ、こう語った。 「彼が若い時に一緒にやっていますけど、どちらかというと、(大島は)パスよりもドリブルが上手な選手だった。ですが今は、中盤の選手に必要な要素をすべて持っている選手に、30歳を過ぎてなっている。 僕が現役の時にトップ下になって、ボランチを彼に任せてからすごく楽でしたし、40歳までプレーできたのは彼のおかげと言っても過言ではない。サッカーファンや学生だけでなく、プロのボランチの選手にも見てほしいのが大島」 レジェンドに「長くプレーできたのは大島のおかげ」とまで言わしめた川崎の“背番号10”のプレーから今後も目が離せない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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