男子バスケ・河村勇輝は「日本のスーパーヒーロー」FIBA公式がサプライズプレイヤーに選出!「どれほど優れた選手になるか計り知れない」【パリ五輪】
パリ五輪男子バスケットボール日本代表は現地8月2日、ブラジル代表に敗れグループステージ敗退が決定。結果的には東京五輪と同様、全敗で大会を終えることとなったが、フランス代表との一戦では勝利が目の前、という大接戦を演じ世界に大きなインパクトを残した。 【画像】パリ五輪を戦ったバスケットボール男子日本代表のメンバー12名を一挙紹介! そんな日本代表の大きな原動力の1人となったのは河村勇輝だろう。初戦ドイツ戦はFG3/11の11得点と苦しんだものの7アシスト、フランス戦では29得点、7リバウンド、6アシスト、ブラジル戦では21得点、10アシストのダブルダブルを記録した。ディフェンス面でも上背の不利を打ち消すような“攻撃的な”守備で奮起。司令塔として随所でWエースの八村塁と渡邊雄太を上回る活躍を見せた。 日本人ファンからの期待はかねてから高かったものの、大会前は世界的に評価を受けていたわけではなかった河村。しかし今回の活躍で世界にその名を轟かせた。 FIBAは8月5日に「知られざるヒーローたち:ついに世界が彼らの存在を知った」というタイトルで公式サイトに記事を配信。パリ五輪予選ラウンドでの各グループのサプライズ選手を特集し、グループBからは河村を選出した。 記事内では「八村塁の負傷で欠けた部分を、河村が引き継ぎ、日本のスーパーヒーローのように見える場面もあった。彼は平均20.3得点、7.7アシスト、3.3リバウンドを記録。グループステージで得点5位、アシスト2位であり、3ポイント成功率は40.6%だった。これは日本のBリーグを見ていない人々には驚きかもしれない」とスタッツを紹介しながら河村の活躍を紹介。そして、「23歳の彼は、少なくともここから10年間は日本のオフェンスを指揮することになるだろう。彼の毎夏の絶え間ない成長を考えると、河村勇輝がどれほど優れた選手になるかは計り知れない」と絶賛した。 構成●THE DIGEST編集部
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