シード権だけじゃない 最終戦の出場権をかけた熾烈な“39位”争い
<大王製紙エリエールレディス 3日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 仲良し同期がぶっちゃける エリート・尾関彩美悠は天然⁉ 【動画】 来季のシード選手が決定する1戦で注目を集める今大会だが、“39位”争いも行われている。39位とは、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権争いである。 40人と限られたフィールドの最終戦の出場資格は「当該年度のJLPGAツアー優勝者」、「当該年度のUSLPGAツアー優勝のJLPGA会員」、「当該年度11月7日時点のロレックスランキング(世界ランキング)上位50位までのJLPGA会員」、そして40人に満たない場合、「大会開催前週までの当該年度メルセデス・ランキング上位者」に付与される。 今季優勝者の西郷真央は、米女子ツアーの予選会受験のため次戦を欠場するなど、現状ではメルセデス・ランキング(以下、MR)39位までの選手が出場を見込まれる。 MR39位前後の選手は予選通過しており、熾烈な戦いとなっている。MR37位のイ・ミニョン(韓国)は25位タイ、同38位の永井花奈は17位タイ、同39位の尾関彩美悠は6位タイ、同40位の佐藤心結は36位タイ、同41位の木村彩子は10位タイで決勝にコマを進めている。同42位の山内日菜子(有資格者)、同43位の内田ことこ、同44位の後藤未有は予選で姿を消している。 仮に現状の順位でポイント加算した場合、上位につける尾関は33位に浮上し、イが38位、永井が39位、木村が40位、佐藤が41位と入れ替わる。 40人と限られたフィールドで今季最後の公式戦。選手なら誰もが出場したい試合をかけた戦いにも注目したい。 【リコーを争う主な選手】(カッコ内は現在の成績と仮想MR順位) 37位 イミニョン(25位タイ→38位) 38位 永井花奈 (17位タイ→39位) 39位 尾関彩美悠(6位タイ→33位) 40位 佐藤心結 (36位タイ→41位) 41位 木村彩子 (10位タイ→40位)
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