久しぶりに乗ろうと思ったら動かない!? 長期保管していたバイクの不調の主な原因とは
直すためにはキャブレターの分解清掃が必要。キャブレターの数はバイクによって異なりますが、基本的に1気筒あたりひとつ。もちろんキャブレターが多ければ多いほど分解清掃の費用も高額になります。 FI車の場合はフロート室が存在しないため、よほど長期間放置しない限りガソリンの劣化で不動になってしまうことはありません。ただしキャブレター車かFI車かに関係なく、ガソリンタンク内に錆が発生し、燃料ラインに混入してしまうというトラブルは起きる可能性があるので注意してください。長期保管後はタンクの中に錆が発生していないかどうか、目視で確認してみると良いでしょう。 もちろん、バイクが不動になってしまう原因は数多くあるため、ここで紹介したものが原因であるとは限りません。自身で対処しきれないと分かった場合は、症状が悪化する前に販売店や修理店に相談するようにしましょう。 また、エンジンがかかったあとも油断は禁物。タイヤの空気の補充や劣化したエンジンオイルの交換など、長期保管後におこなうべきメンテナンスは数多くあります。 各部の状態をしっかりと確認した上で、久しぶりのバイクライフを楽しむようにして下さい。
Peacock Blue K.K.