パラ・車いすテニスで決勝進出の小田凱人、『24時間テレビ』出演させた日テレは“完無視”で放送ナシ
そして今年の『24時間テレビ』が放送された9月1日、やす子がフィナーレに向けて走っていた一方で、まさに男子シングルス2回戦に臨んでいた小田選手。日テレは試合に触れることなく、自局の大イベントに没頭したわけだ。 小田選手が出場するダブルス、シングルス決勝が行われる9月6日、9月7日の同時間帯、日テレはそれぞれバラエティ番組『沸騰ワード10』、音楽番組『With MUSIC』を放送する。
日テレはパラを“完無視”していない
「それでも日テレさんはパラを追いかけている方ですよ」と擁護するのは、スポーツ・報道番組に携わる制作会社ディレクター。 「朝の情報番組『ZIP!』ではパリ五輪に引き続き、『ZIPARIS』コーナーで日本選手団のメダルラッシュを逐一放送しています。小田選手の試合も過去インタビューを交えて伝えていますし、決して“完無視”しているわけではありません。 ただ五輪と比較すると注目度がどうしても落ちてしまうだけに、放送権やスポンサーとの兼ね合いもあって、おいそれとパラ中継に切り替えるわけにいかない事情もあるんです。それでも小田選手が“2冠”を達成した暁には、スタジオで盛大に出迎える準備は整えていると思いますよ」 車いすテニスの決勝戦がNHKで放送されることを受けて、 【この放送に関わる全ての人に感謝致します。なので存分に暴れさせていただきます】 感謝の意をSNSで述べた小田選手。その言葉は日テレにも向けられているのだろうか。