重量半分! SOTOの新作CB缶バーナー「TriTrail」は登山シーンを変えるかも
■クッカーに入れたいときは?
残念ながら、SOTOの「ミニマルクッカー 角」は147×147×H80mmで、「TriTrail」本体が入ってもフタは浮く感じ。 クッカーに食材、バーナーは別途ケースに入れておけば問題ないのですが、やはりクッカーに入れて持ち運べるほうがケース分の重量がかかりません。「TriTrail」が収まるクッカーがないか、探してみました。 ユニフレームの古い登山用や、モリタのクッカー、ラージメスティンも試してみましたが、手持ちのもので唯一収まったのがEPIのチタンクッカー。 SOTOの新作燃料「CB TOUGH 130」(容量130g)とバーナーシートを入れてピッタリ収まりますが、「CB TOUGH 230」だとアウト。相性のよいクッカーを見つけるのは苦労しそうです。 「TriTrail」は重量問題を克服し、OD缶と同じガスを充填したCB缶「CB TOUGH 125」「CB TOUGH 220」が4月19日に発売。厳しい環境でも使えるようになりました。おまけにこのCB缶、OD缶よりも安い! 一昔前は「山にCB缶なんて…フフン」と鼻で笑われたであろうCB缶バーナーですが、クッカー問題など多少の不満は残りますが「TriTrail」は登山シーンをガラリと変える可能性大。 エポックメイキングなモデルとなりそうです。
<取材・文/大森弘恵 撮影協力/新富士バーナー>