河井夫妻の大規模買収事件 “被買収”元広島市議2人の控訴棄却 広島
2019年の参議院選挙をめぐる河井夫妻の大規模買収事件について、元広島市議2人の控訴が棄却されました。 元広島市議の谷口修被告(77)は、河井克行元法務大臣から妻の案里氏を当選させるための報酬として、現金50万円をうけとった罪に問われています。 一審の広島地裁で罰金40万円などの有罪判決を受け控訴していましたが23日、広島高裁は一審判決を支持し、谷口被告の控訴を棄却しました。 また、河井元大臣から同様に現金50万円を受け取ったとして広島地裁で罰金30万円などの有罪判決を受け、控訴していた元広島市議の伊藤昭善被告(73)についても一審判決を支持し控訴を棄却しました。 両被告の弁護人「(2人の判決について)有罪を前提として、こじつけの理由を付けているだけだと考えます。」 両被告は「上告するかどうかは弁護人と相談して決める」とコメントしました。