斎藤裕（左）vs久保優太（右）が決定

　7月28日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『超RIZIN.3』の対戦カード発表会見が24日、都内にて行われ、[RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）]で、元RIZINフェザー級王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）vs元K-1ウェルター級王者・久保優太（PURGE TOKYO）が決定した。 【動画】元K-1ウェルター級王者・久保優太、MMA順応を見せる勝利 　元王者の斎藤は、21年10月から3連敗と苦しむも、昨年4月平本蓮に接戦で勝利。続く昨年大晦日には、クレベル・コイケにダースチョークで3R 一本負け。今回が再起戦となる。 　対する久保は元K-1ウェルター級王者であり、MMA転向後は5戦4勝1敗の高戦績を残している。24年3月には、ONEでも戦った高橋遼伍に勝利し、実力をアピールした。 　会見で斎藤は「RIZINに参戦して4年くらい、盛り上げてきた自負があります。（今大会は）歴史の中で最大規模の興行になる。自分が参戦することで盛り上げようと思っています。久保選手は4連勝していて、MMAに対応してきていますけど、自分が試合してきた相手とは訳が違う。最短で終わらせる方法で行きたい」とフィニッシュ宣言。 　対する久保は「斎藤選手、世間ではエンタメと言われていて、リスクしかない僕の挑戦を受けてくださってありがとうございます。前チャンピオンの斎藤選手に挑戦できることは嬉しいです。僕はMMA・RIZINでチャンピオンになる目標を掲げていて、勝って乗り越えないといけない。人生は努力次第で復活できることを格闘技を通じて見せたい」と気合いのコメント。 　久保は21年の大晦日にシバターとエキシビジョンで対戦、一本負けしたが、試合前の八百長疑惑で大炎上したことがある。批判の声を浴びつつも4連勝で、元王者との戦いにたどり着いた。 　一方の斎藤は、クレベルに一本負けしてタイトル戦線から遠のいたものの、勝って再度ベルトを目指したい。果たして、勝つのはどちらか。