まるで“時間停止”し、崩れ落ちる!恐怖のボクシングKOに心配の声
6月20日(木・現地時間)米国カリフォルニア州ロングビーチで開催された“チーム制”ボクシングイベント『Team Combat League(TCL)』では、WBOのスーパーバンタム級王座にも挑戦したトラマイネ・ウィリアムズ(米国=31)が[フェザー級戦]で1R KO負け。 相手のワンツーを受けた後、まるで時間が止まったかのように静止し、そのまま少しずつ痙攣するように体勢を崩し倒れていった。 この動画がSNSにアップされると瞬く間に拡散し「何が起こったんだ」「脳卒中か」「誰かこの選手の無事を教えて」と悲鳴と心配の声が飛び交っている。 【フォト・動画】恐怖!時間が停止したかのように、そのまま崩れ倒れてゆく TCLはアメリカでも類を見ない“団体制”のボクシングリーグ。ニューヨーク、ラスベガス、ボストン…等12の都市で6人制(男子5階級、女子1階級)のチームを組み、合計18Rを使い勝敗を決める。公式戦とはならない。 ニューヨーク代表の20勝(6KO)2敗トラマイネは、ラスベガスの10勝(5KO)7敗ライアン・アレン(米国=31 )と先鋒として対戦。 トラマイネはサウスポーに構え、相手のパンチをステップでかわしていたが、1R目2分が過ぎようとする時、相手のワンツーをダッキング。わずかに当たったように見えるも、そのままバックステップした。 その瞬間、ファイティングポーズのままピタリと固まり、約1秒ごとに体勢を崩し、5秒間かけリングに崩れ落ちた。 相手の選手は警戒しながらも茫然と見ているだけだ。 意識がない様子か、レフリーが即座に止めた。 動画のコメントには「こんな倒れ方は見たことがない」「怖くて悲しすぎる」「皆で無事を祈ろう」「どうか大事ないように」と驚きと心配の声で溢れている。 TCLでは今年4月にも27歳のヘビー級ファイターがKOされリングで昏睡状態、その後死亡している。 健康・安全管理に問題が無いか、調査を求める声も出ている。