ゴルフにおけるスライスの根本治療には「背中の面の意識」が必要! 適正なスイング軌道を作るボディターンのコツ
捻転差のあるスイングは体の感覚で覚える
バックスイングで捻転差を作る時、当然ですが腰と肩が一緒に回ってはいけません。上半身はしっかりと回しますが、下半身は我慢する必要があるのです。 右ヒザが伸びきって腰が引けた形になってしまうと、腰が回りすぎてしまいます。右ヒザが伸びきらないように意識することで、ストッパーができて腰が45度回ったところで止まります。 捻転差ができると、右の脇腹や右足の太もも裏が伸ばされます。 また、切り返しからインパクトにかけては、伸ばされていた右の脇腹が縮んでいき、左の脇腹や左足の太もも裏が伸ばされていきます。常に体が捻られて筋肉が伸ばされている感覚を覚えておくことで、捻転差のあるスイングになるのです。 POINT:右足の付け根にズボンのシワができるように下半身を我慢しながら上半身を回す バックスイングでは右ヒザが伸び切らないように意識することで、腰が回りすぎるのを防げる。その時、右足の付け根に指を挟めるくらいのズボンのシワができていれば合格だ NG:腰が回り過ぎてしまうと捻転差が生まれない バックスイングでは、下半身を我慢することで捻転差が生まれる。下半身が我慢できずに腰が肩と一緒に45度以上回ってしまうと体が捻られず、捻転差を作ることができない 文/てらゆー サムネイル/shutterstock
---------- てらゆー() ゴルフ歴20年。レッスン歴8年、ベストスコア66、ドライバー飛距離300ヤード。ジュニア時代からゴルフを始め、学生の全国大会、国体、プロの試合にも出場経験を持つ。「一人でも多くのゴルファーに気づきと感動を与えたい」「YouTubeを通してゴルフの上達を実現したい」との想いから、2020年4月にYouTubeチャンネル『Tera-You-Golf』を開設。チャンネル登録数は76万人を超える(2024年1月現在)。 ----------
てらゆー