Mrs. GREEN APPLEが描く2025年 大森元貴「ミセスにとってもJAM’Sにとってもマジカルな1年にしたい」
アニバーサリーライブは2025年7月26日、27日に横浜山下ふ頭にて行われる。2日間で10万人を動員する野外ライブとなる。藤澤は「僕たちと10万人が対峙するのではなく、10万通りの交流が生まれるものにしたい」と言ったが、どれだけ会場が大きくなろうが一人ひとりのオーディエンスの心と対峙するようなアティチュードが貫かれたミセスならではの野外ライブを見せてくれることだろう。 MGA MAGICAL 10 YEARS LANDMARKは全国の商業施設とのコラボだ。若井は「このコラボで全国の皆さんにミセスにより知ってもらいたいし、触れてもらえる機会を作りたい。最近家族連れの方々など、世代を超えた幅広い方たちにライブに来てもらえてることを実感している」と手応えを語った。 10周年を記念した初の展覧会について大森は「僕たちにとっても10年間の軌跡を思い返す機会にしたい」と話し、藤澤は「改めて10年間を振り返ると本当に感慨深い。たくさんのJAM’Sの皆さんの支えがあってこそここまでこれたんだなと改めて感謝したい」と口にした。 初の韓国での単独ライブ。若井は「この数年間、韓国語を勉強していて、今年は単独でも韓国に行ってきた。個人的にとても身近に感じる国でライブができることにとてもワクワクしている」と話し、期待に胸を膨らませた。大森は「“海外進出”という言葉はしっくりこない。ミセスのまま軸足をぶらすことなく曲を届けることができるならチャレンジしたい。『PRESENT』では英語、『norn』ではスウェーデン語を歌詞に使用していて、海外の皆さんからも反応をもらっている。海外ではMrs. GREEN APPLEというアーティスト名は伝わりづらいので、MGAという名称を使っていく」と明かした。 初のドキュメンタリー映画の制作に対して大森が「フェーズ2以降は密着カメラが帯同していて、既にYouTubeで公開しているミュージックビデオの撮影やレコーディングの裏側だけでなく、ミセスの音楽がどういう風に生まれているか、どういう経緯を経てリスナーの耳に届いているかという根幹がわかるような映像がある。僕たちの音楽への向き合い方やエンターテイメントへの向き合い方を感じてもらえるものになると思う」と説明。多くの人々の心を奪って離さないミセスの楽曲の神髄が明かされることになりそうだ。来年中の公開を目指しているという。