年末に東京から名古屋の実家に家族4人で帰省します。夫が「車の運転は疲れるから電車にしたい」と言うのですが、新幹線代などかなりかかりますよね?
年末の帰省で東京から名古屋まで家族4人で移動する際、新幹線代がどの程度かかるのか気になるところです。特に年末のシーズンは料金が高くなるため、できるだけ節約したいという方も多いでしょう。 この記事では新幹線代の詳細や、車など他の移動手段と比較した場合のメリット・デメリットについて解説し、家族全員が快適に帰省できる手段を見つけるお手伝いをします。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
年末に東京から名古屋への新幹線移動、家族4人分の料金はいくら?
年末の東京から名古屋間を新幹線で移動する場合、最繁忙期か繁忙期の料金設定が適用されます。東海道新幹線の「のぞみ」を普通車指定席にて利用する場合の料金は、以下のとおりです。 ●通常期:1万1300円 ●最繁忙期:1万1700円(通常期より400円増) ●繁忙期:1万1500円(通常期より200円増) ●閑散期:1万1100円(通常期より200円引き) ※最繁忙期:2024年12月28日~29日、2025年1月4日~5日 繁忙期:2024年12月30日~31日、2025年1月2日~3日 閑散期:2024年12月23日~25日、2025年1月6日~9日 これらの料金は、おとな1人あたりの片道料金で、乗車券と指定席特急券が含まれています。家族4人で最繁忙期の期間に往復すると、以下のとおりになります。 ・1万1700円 × 4人 × 2(往復) = 9万3600円 子ども料金として、小学生は大人料金の半額、6歳未満の幼児は大人1人につき1人限り無料と設定されています。ただし、座席を使用する場合は子ども料金が必要です。 また、年末年始にあたる2024年12月27日から2025年1月5日の期間は、「のぞみ」が全席指定席で運行されます。この期間は自由席特急券では「のぞみ」に着席できないため、必ず指定席の予約が必要となるので注意しましょう。
車で帰省した場合の費用とメリット・デメリット
新幹線の料金が高額な場合、車での帰省も選択肢になります。本章では東京から名古屋まで車で移動する場合の費用と、メリット・デメリットを紹介します。 ■高速料金と燃料費 東京IC-名古屋南IC間の高速料金は片道7450円(ETC利用時)で、燃料費を加えると約9000円が見積もりの目安です。人数が多くても費用が一定のため、家族全員での移動にはコストパフォーマンスが高い選択です。 ■渋滞のリスク 年末は高速道路の渋滞が予想され、移動にかかる時間が通常より長くなることもあります。例えば、2023年12月29日と30日の下り線、2024年1月2日と3日の上り線で特に渋滞が予想されています。渋滞のピーク時間を避け、早朝や深夜の移動を検討すると時間を短縮できるかもしれません。 ■運転の疲労と安全性 長時間運転は体力を消耗します。東京-名古屋間の所要時間は約3時間40分ですが、渋滞や休憩時間を加味すると5時間~6時間と見積もるべきでしょう。高速道路では2時間に1回程度の休憩を取ることが推奨されています。 家族で交代して運転できる場合や、適度な休憩を挟むことで負担を軽減できます。小さな子どもや高齢者のいる場合、疲労軽減の工夫が必要です。
【関連記事】
- ◆新幹線の「自由席」に座れず、約3時間「立ちっぱなし」でした。座っている人と同じ料金を払っているのに「不公平」ではありませんか? 旅行の前に疲れてしまいました…
- ◆新幹線の予約していた「特大荷物」スペースに「ベビーカーを置きたい」と言われました…譲る必要がありますか?
- ◆新幹線の「窓側指定席」を取っていたのに、子連れに「席替わってください」と言われました…。正直嫌なのですが、座席交換は問題ないのでしょうか?
- ◆高速道路を走行中、急な腹痛で「トイレ」に行きたくなった! 一般道路に下りても「2時間以内」に戻れば高速料金は同じって本当? ETC2.0限定の一時退出「賢い料金」について解説
- ◆高速道路を走行中に「飛び石」でフロントガラスに「ひび」が…!前を走っている車に「修理費」を請求することはできる?