高校生ひき逃げ、飲酒運転の発覚免れようと自宅で過ごす…51歳の無職男を起訴
福岡県広川町で5月に高校生が車にひき逃げされ、重傷を負った事件で、福岡地検久留米支部は、同県筑後市の無職の男(51)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)で福岡地裁久留米支部に起訴した。6月20日付。 【図表】アルコール分解(約3~4時間)の目安…ビールなら500ミリ・リットル
起訴状などによると、男は5月29日午前0時55分頃、広川町一條の県道で酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、道路上にいた男子高校生に衝突。高校生の頭部などに重傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃走し、同30日午前11時45分頃までの間、自宅で過ごすなどして飲酒運転の発覚を免れようとしたとされる。
男は、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)などの疑いで逮捕されたが、その後の調べで飲酒運転の疑いが発覚した。