トランプ陣営に保守派結集 元ライバルが続々と推薦
【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領の陣営に元ライバルたちが集まっている。かつて大統領候補の座を競った保守派議員が相次いで推薦し、今回の指名争いから脱落したスコット上院議員も19日、支持を表明。トランプ氏が15日の初戦アイオワ州党員集会で圧勝し、保守派結集の動きが加速している。 スコット氏は19日、東部ニューハンプシャー州でトランプ氏の集会に参加し「南部国境を閉鎖し、法と秩序を回復する大統領が必要だ。トランプ氏のような大統領が必要だ」と述べた。指名争いを撤退したバーガム・ノースダコタ州知事も既にトランプ氏支持を発表している。 2016年大統領選でトランプ氏と指名を争ったテッド・クルーズ上院議員は17日、「バイデンを老人ホームに送り込むトランプ氏を支持することを誇りに思う」とX(旧ツイッター)に投稿した。同じく16年のレースを競ったマルコ・ルビオ上院議員も14日「バイデンがもたらした災難を解決するには、トランプ氏の指導力が唯一の方法だ」と表明している。