山形がクラブ新記録8連勝でPO圏内に浮上! 水戸はレジェンドのホーム最終戦を飾れず
[11.3 J2第37節 水戸 1-3 山形 Ksスタ] J2第37節が3日に開催され、7位モンテディオ山形は敵地で13位水戸ホーリーホックに3-1で競り勝った。クラブ新記録の8連勝を達成。他会場の結果によってJ1昇格プレーオフ出場圏内に浮上し、暫定5位としている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 前節を終えて残り2試合となる中、プレーオフ圏内の4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、6位ベガルタ仙台に勝ち点1差で迫っていた山形。落とせない一戦で前半22分に均衡を破った。 左CKからキッカーのFW國分伸太郎がニアにショートパスを出し、MF土居聖真がマイナス方向に流す。フリーのMF高江麗央が右足で合わせ、グラウンダーのシュートをゴール左に決めた。 高江の今季3点目で先制した山形だったが、後半13分に追い付かれる。水戸のMF草野侑己が左サイドからクロスを送ると、ファーのMF長澤シヴァタファリが打点の高いヘディングでネットを揺らし、今季2ゴール目を挙げた。 しかし、山形は後半19分に再びリード。右サイド後方から高江がクロスを上げると、シーズン終了後の引退を表明している今季初出場のGK本間幸司が飛び出しながらもボールに届かず、その奥のFWディサロ燦シルヴァーノが頭で押し込んだ。 ディサロはこれで今夏の加入から13戦7発。後半34分にはチームトップスコアラーの途中出場FW高橋潤哉も仕事を果たす。ペナルティエリア右の高江からのクロスをヘッドで流し込み、今季11得点目をマークした。 そのまま3-1で逃げ切った山形がクラブ記録の連勝を8に更新。水戸はレジェンド本間の現役最後のホームゲームを勝利で飾れなかった。