<最高の花道へ―’22センバツ・東洋大姫路>選手アンケート/上 大阪桐蔭にリベンジを /兵庫
センバツに14年ぶりに出場する東洋大姫路の選手たちの素顔に迫ろうと、毎日新聞はアンケートを実施した。選手53人とマネジャー1人の全部員54人から得た回答を、2回に分けて紹介する。【後藤奈緒】 ■出身と寮生 出身中学は播磨地域が25人で、県外からは大阪府が7人、鳥取県が4人。2年生29人のうち18人、1年生25人のうち9人が寮で暮らし、部員全体で寮生は半数にあたる。 ■体格 チームの平均身長は171センチ、平均体重は68キロ。身長が最も高い186センチの有馬颯汰(はやた)選手(1年)は、体重も88キロでトップだった。 ■50メートル走と遠投 50メートル走の平均は6・7秒。最速は6・1秒の稲垣敦選手(1年)と山東大悟選手(同)で、次いで6・2秒の千代凱登選手(2年)と奥村颯太選手(同)。遠投は平均87・5メートル。エースの森健人投手(同)が103メートル、捕手の村崎心選手(同)が100メートルとバッテリーが続いた。 ■チームの特長 34人が「堅い守備」を挙げ、10人が「チームワーク」と答えた。「選手同士で鼓舞し合える」といった声もあり、チームメートで切磋琢磨(せっさたくま)し合っている様子がうかがえる。 ■センバツで対戦したい相手 秋季近畿大会の準々決勝で敗戦した大阪桐蔭が34人で、「リベンジをしたい」という回答が多かった。花巻東が9人で続き、佐々木麟太郎選手の名前を挙げて「注目の打者と対戦してみたい」という投手の声があった。 ……………………………………………………………………………………………………… ◆出身中学の所在地◆ (1)姫路市 9人 (2)大阪府 7人 (3)高砂市 5人 ◆チームの魅力・特長◆ (1)堅い守備 34人 (2)チームワーク 10人 (3)粘り強さ 9人 ※複数回答あり ◆最も対戦したい相手◆ (1)大阪桐蔭 34人 (2)花巻東 9人 〔神戸版〕