【動画】3日の天気 - 西日本は大雨による土砂災害など警戒 東日本～東北南部も次第に本降り 雨具忘れずに（2日19時更新）
3日(水)は西日本を中心に警報級の大雨となるおそれがあります。大雨による土砂災害などに警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。東日本や東北南部も天気は下り坂ですので、朝に雨が降っていなくても雨具を忘れずにお持ちください。
九州は非常に激しい雷雨のおそれ
3日(水)は九州、中国、近畿など西日本を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。なぜ大雨になるおそれがあるのかというと、西から低気圧や前線が発達しながら近づくためです。 3日(水)朝の通勤・通学の時間帯は西日本で本降りとなり、特に九州北部では傘が役に立たないような非常に激しい雨や雷雨となるおそれがあります。風も強く、横殴りの雨になりそうです。
朝は東日本や東北南部ではまだ雨は降っていない見通しですが、東海や北陸は昼前から、関東は昼過ぎから本降りの雨になるでしょう。東北南部も、夜は本降りの雨になりそうです。東日本や東北南部では、朝に雨が降っていなくても、雨具を忘れずにお持ちください。また、夜は東日本の沿岸部を中心に風が強まり、こちらも横殴りの雨になるおそれがあります。
24時間で100ミリ以上の大雨予想
3日(水)夕方までの24時間に降る雨の量は、多い所で九州北部は150ミリ、中国では山陰を中心に100ミリなどが予想されています。雨の量は、4日(木)にかけてさらに増えるおそれがあります。大雨による土砂災害、低い土地の浸水などに警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
東北北部や北海道は天気の崩れなし
九州や四国は、雨でも最高気温は20℃を超える所があるでしょう。一方、中国、近畿や東日本は前日より低い15～16℃くらいの所が多く、昼間は春コートがあるとよさそうです。北日本では、昼間は日差しが暖かく感じられるでしょう。東北北部や北海道は、一日を通して天気の大きな崩れはない見込みです。 （気象予報士・鈴木悠）
