B1屈指のポゼッションバスケを目指す川崎 vs『最強の盾』にさらなる磨きをかける秋田…篠山と赤穂が語る開幕戦&今季の展望
篠山「粗削りながらもスピーディで楽しいバスケットを」
9月24日に実施された『Bリーグ2024-25シーズン ティップオフカンファレンス』で、10月4日の開幕節を戦う川崎ブレイブサンダースの篠山竜青と秋田ノーザンハピネッツの赤穂雷太が取材に応じた。 昨シーズン、Bリーグ創設以来初めてチャンピオンシップ進出を逃した川崎は、ロネン・ギンズブルグ新ヘッドコーチのもとリーグ屈指のトランジションバスケを指向する。 プレシーズンマッチと天皇杯2次ラウンドを戦い終えての手応えを問われた篠山は「まだまだですね」と一言。「コーチ陣も外国籍選手も日本が初めてという人が多いですし、若い選手も増えました。練習スケジュールを組むところから試行錯誤している状況ですし、リーグやチーム、対戦相手に戦術をアジャストさせるのにもまだ時間がかかりそうです」と明かした。 ただ、スタイルが大きく変わったことは試合をみれば明らか。「スピード、展開の速さ、ポゼッション数の増加は分かりやすく変化したので、粗削りながらもスピーディで楽しいと思ってもらえるようなバスケットを開幕戦で出せれば」と続けた。
赤穂「共通認識を高め、最後に笑って終わりたい」
就任5シーズン目を迎える前田顕蔵ヘッドコーチのもと、ハイレベルなディフェンシブバスケを追求してきた秋田は、昨シーズン以上に激しいディフェンスを目指す。「しっかり開幕戦で川崎さんに勝てるように頑張りたい」と話した赤穂は、課題についても口にした。 「オフェンスがやっぱり課題です。 そこが伸びていかないとチャンピオンシップも出られないし、上位のチームにも勝っていけないと思います。タレントがいるわけではないので、お互い共通認識を持ってプレーすることが大切。新しい選手が増えたこともあって、共通認識を高めるには全然時間が足りていませんが、日々成長して、最終的には笑って終われればいいなと思います」 古川孝敏、保岡龍斗、長谷川暢らチームに長く在籍した主力選手たちが移籍した今シーズンは、在籍2年目、26歳の赤穂もリーダーシップを発揮し仲間たちを導く立場となる。「26歳はもう若手ではありません。チームが勝つためにも自分が一皮剥けないといけないなって思っています」。そう力を込めた。 『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦』第1節、川崎vs秋田は10月5日、川崎市とどろきアリーナで18時5分にティップオフ予定となっている。
バスケット・カウント編集部
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