こどもまんなかアワード 愛媛の双海町ジュニアリーダー会が受賞
こども家庭庁は18日、第2回「未来をつくる こどもまんなかアワード」の受賞者を発表した。内閣総理大臣表彰のこども・若者部門には愛媛県伊予市の双海町ジュニアリーダー会が選ばれた。表彰式が同庁であり、三原じゅん子こども政策担当大臣が表彰状を授与した。 同会は中高大生でつくるボランティア団体で、現在40人ほどが参加している。小学生対象の体験型教室「双海町こども教室」に参加していた1人の中学生が、自分たちを育ててくれたこども教室に恩返しをしたいと、運営のサポートを始めた活動がきっかけになった。ボランティア清掃や手製のベンチを海岸国道沿いに設置する活動などに取り組み、地域の活性化に貢献している。 このほか、内閣総理大臣表彰の応援団部門では、小児慢性特定疾病などにより長期入院、治療が必要となるこどもや家族を支援するNPO法人未来ISSEY(香川県)が受賞した。また、内閣府特命担当大臣表彰には、こどもの居場所づくりに取り組んでいる学生団体こどもてらす(長野県)や、子育て支援活動を展開するNPO北海道ネウボラ(札幌市)など4団体が選ばれた。