医学部増員計画 26年まで白紙化・27年から議論を=韓国医師協会
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の定員増に反発する研修医らが医療現場を離脱するなどの混乱が長期化している問題で、大韓医師協会側は8日、与党「国民の力」が提案した与野党と政府による協議体に医療界が参加するためには2025年度と26年度の増員計画を白紙化し、27年度の定員から議論するよう求めた。 同協会関係者は「常識的に医学部定員を急激に増やすことは問題で、医学部の定員を拡大することが正しいなら27年かその後からの増員が当然だ」と述べ、医学部定員計画を白紙化し、27年からの増員を議論することが協議体参加への条件との考えを示した。 ただ、同協会はこのような立場を政府や政界に正式に伝えていない。同関係者は「すでに政府などに対しこのような意思を何度も伝えた。正式にまた意見を伝える必要はなさそうだ」と述べた。
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