【マイルCS】中距離界からの刺客ブレイディヴェーグがマイル界席巻
混迷を極めるマイル界に断! 中距離界からの刺客ブレイディヴェーグが、初のマイルで頂点に立つ。 昨年のエリザベス女王杯を制した才媛。前走・府中牝馬Sは11カ月ぶりで、宮田調教師も「まずは無事にというのが本音だった」なかで上がり3ハロン最速32秒8の驚異的な末脚で完勝。モノが違うパフォーマンスを披露した。 そのあとはジャパンCではなく、マイルに矛先を向けてきた。初距離がカギになるが、メンバーを見渡すと逃げ、先行勢が少なく、スローペースも十分に考えられる。これならさほど流れに戸惑うことなく追走できそうで、爆発的な切れ味を発揮する公算は大きい。 ひと叩きされてデキは急上昇。Wコースの最終追いでは僚馬2頭を突き放し、トレーナーも「明らかに前走より動きやすくなった」と自信の弁。「来年は年度代表馬を狙いたい」と言わしめるトップホースが、マイル界を席巻する。 〝究極の3連単〟は1着にブレイディを固定。相手5頭の計20点だ!(夕刊フジ)