【東スポ杯2歳S】レッドキングリーは若さ露呈の3着 ルメール「自分でプレッシャーをかけて…」
[GⅡ東京スポーツ杯2歳ステークス=2024年11月16日(土曜)2歳、東京競馬場・芝1800メートル] 出世レースとして知られる2歳馬のGⅡは、休み明けで24キロの馬体重増をものともせず1番人気クロワデュノールが快勝。無傷の重賞Vを達成した。差のない2番人気に推されたレッドキングリー(牡・木村)は、2番手追走から直線で最内を突いたものの、もうひと伸びを欠いて0秒3差の3着。父サートゥルナーリアの産駒として初の重賞Vはならなかった。 初戦では若さを見せながらも4馬身差の完勝。勝ちっぷりの良さから高い評価を受け、単勝2・7倍で勝ち馬とほぼ〝一騎打ち〟のオッズになったが、レースでは序盤から前進気勢を見せて鞍上がなだめつつの追走となった。ゴール前はむしろ前の2頭にやや離されての3着。ルメールは「まだメンタルが甘いですね。自分でプレッシャーをかけて、ずっと一生懸命に走っていました」と真面目すぎるパートナーを冷静に評価した。 それでも、初コンビながら素質は感じ取った様子。「ゴールまでよく伸びていて、重賞レベルの力は絶対にあります。落ち着きが出てくれば距離も問題ありません」と今後の成長に期待を寄せていた。
東スポ競馬編集部