千葉でフリッツ・ハンセンの体験型展示 ヤコブセン設計のホテル一室再現も
家具の展示イベントが現在、インテリアショップ「ティンバーヤード」(千葉市美浜区新港)で開かれている。(千葉経済新聞) 【写真】アルネ・ヤコブセンさんの足跡を展示するパネル 木材店に隣接し、北欧を中心に国内外から選んだ家具やインテリアグッズを扱う同店。開店30周年を記念し、デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」との共同企画により、敷地内のスペースに約150点の家具を展示する。 展示は、フリッツ・ハンセンの代表的なデザイナーであるアルネ・ヤコブセンさんの足跡を歴代の約30作品と共に振り返る展示会「アルネ・ヤコブセンエキシビション」、ヤコブセンさんが設計したホテルの一室を再現した「JACOBSEN SUITE(ヤコブセンスイート) 606」、会場敷地内のカフェスペースに同ブランドの家具をそろえた「フリッツ・ハンセンカフェ」から成る。カフェでは、展示をイメージし、デンマークの伝統料理スモーブロー(オープンサンド)にグラタンを合わせたメニューを提供する。 体験型展示について、ティンバーヤードで広報を担当する西山礼美さんは「家具は生活の一部として使う物。実際に触ったり座ったりして心地よさを体験してもらいたいと企画した」と話す。「長きにわたって作り続けられているデザインの価値を伝えられれば」とも。 開催時間は11時~18時30分。入場無料。12月3日まで。
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