10年前の噴火で犠牲者63人…御嶽山の岐阜県側登山口で山開き式 死者・行方不明者に黙祷捧げたあと安全を祈願
10年前の噴火で63人の犠牲者が出た御嶽山で、下呂市にある岐阜県側の登山口で3日、山開きの式が行われました。 【動画で見る】10年前の噴火で犠牲者63人…御嶽山の岐阜県側登山口で山開き式 死者・行方不明者に黙祷捧げたあと安全を祈願 標高1800メートルの登山口近くにある下呂市の高地トレーニングセンターで3日午前、御嶽山の山開き式が行われ、市長や山小屋の関係者ら約15人が出席しました。 式の冒頭で、10年前の噴火で犠牲となった63人の死者・行方不明者に黙祷が捧げられ、その後、登山者の安全を祈願しました。 山内登下呂市長: 「10年経った今でも、まだまだ災害に対する思いをしっかりと心にとどめながら、安全対策に努めていきたい」 現在の御嶽山の噴火警戒レベルは「1」で、火口付近1キロの立ち入りが禁止されています。