楽天、年に一度の山形で今季11度目の零封負け ”天敵中の天敵”西武・今井に13連敗、今井の今季4勝は全て楽天から
◇28日 楽天0―4西武(山形) 楽天は年に一度の山形でのホームゲームを落とし、25日のロッテ戦(ZOZOマリン)からの連敗が「3」に伸びた。 この日は試合開始時点で12連敗中と天敵中の天敵となっている西武・今井との対戦。初回は1番・辰己が左翼フェンス直撃の二塁打を放った。しかし、後続が倒れて無得点。4回に訪れた2死三塁の好機では6番に打順が下がった浅村が、5回2死二塁では辰己がともに空振り三振を奪われてチェンジとなった。 先発したドラフト1位の古謝は3回まで無得点投球を見せたが、4回に先頭の児玉への四球をきっかけに1死三塁と攻め込まれると、4番の岸に中前適時打を許して1点を先制された。さらに、6回無死一塁で3番・外崎に3号2ランを被弾。6イニング4安打3失点(自責点2)という内容で降板した。 打線は尻上がりに調子を上げていった今井の前に沈黙。8イニング7安打無失点と攻略できなかった。9回は守護神・アブレイユから浅村が二塁打を放ったが、後続が倒れて今季11度目の零封負け。球場は5回終了後の「花笠踊り」などで盛り上がったが、終わってみれば2021年10月15日の対戦(楽天生命パーク宮城)から続く今井が登板する試合での連敗が「13」に伸び、今季挙げた4勝全てを献上するという結果に終わった。
中日スポーツ