ドジャース・ロバーツ監督、今季の大谷のターニングポイント語る 左肩の手術には「打撃にも投球にも影響しない」
米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)、MLBネットワークの番組内で発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手(30)が昨季のア・リーグMVPに続き2年連続、2021年、23年に次ぐ自身3度目のMVPを受賞した。ドジャース専門局「スポーツネットLA」ではデーブ・ロバーツ監督(52)が取材に応じ、大谷と過ごした今季について言及した。 【写真】ナ・リーグMVPを満票で獲得し、MLBネットワークの番組に出演する大谷翔平と真美子夫人、愛犬デコピンも 「今年、彼は今までより多くの取材を受けたと思う。そして私が思うターニングポイントは通訳がいなくなってから、翔平が自分自身をより表現し、多くのことに責任を負うようになったことだと思う。チームメート、スタッフ、ファンに対して本当に心を開いていた。彼はこれまでで最も楽しいシーズンだと私に言ってくれました」と元通訳の違法賭博問題後に、大谷に変化があったと語った。 また、ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼し、手術を受けたことについて問われ、「打撃には影響しないと思う。彼が投手としてプレーすることで盗塁は減るとは思う。彼が受けた肩の手術が投球に影響するとは思っていない」と見通しを語った。 大谷自身はMVP受賞後の電話会見で「もちろんスタートから投げる、または打つというのはもちろん目標に動いている」と話し、「ただ見通しよりも少し状態があまりよくなかったので、時間がどの程度かかるかというのは分からないです」と語った。「今は主に可動域を広げていく作業をしていて、抜糸も終わって傷口も閉じている。きょうから、ついさっきから体幹トレーニングと下半身のトレーニングがようやくスタートしたという感じです」とトレーニング再開についても明かしていた。